◎ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナとは、夏風邪の代表ともいえる
急性ウイルス咽頭炎です。
主にエントロウイルス属コクサッキーウイルスという
ウイルスが原因で起こる感染症・伝染病で、
夏の6月~7月がピークになります。
感染者は、4歳以下の幼少児が大半(特に1歳代が最も多い)
といわれていますが大人の方もかかります。
大人が感染すると、症状は重くなってしまうといわれています。
◎症状は?
2~4日の潜伏期の後、突然の高熱で発症します。
口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)の上周辺に
多数の小水疱(水ぶくれ)が見られ、
水疱が破れて潰瘍を作ることもあります。
幼小児では痛みのために水分摂取が不足し、
高熱とも相まって脱水症状を起こすことがよくあるそうです。
発熱に伴って熱性痙攣を合併することもありますが
一般的には数日で回復します。
稀に無菌性髄膜炎や心筋炎を合併することがあるそうです。
症状が出たら早めにかかりつけの小児科へ行きましょう。
また、大人の方が感染・発症した場合は
39度を超える高熱などやや重い症状が続く事もあるそうです。
症状がピークの状態の時には、強い倦怠感や関節の痛みなども伴うので大人の方が発症した場合は、高熱が発症している数日間は
仕事なども控えたほうが良いでしょう。
◎予防方法は?
ワクチンなどはありません。
・石けんと流水による手洗いとうがい
・感染した人との密接な接触は避ける。
・症状が消失しても,感染した人の便の中に
1~4週間はウイルスが排泄されますので
排泄後の手洗いをしっかり行う。
お子様だけでなく、お父様・お母様も
かかる危険性のあるヘルパンギーナ。
しっかり予防して、夏を乗り越えましょう!
☆DH櫻木☆
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