2014/08/05

ヘルパンギーナ、ご存知ですか?


◎ヘルパンギーナとは?

ヘルパンギーナとは、夏風邪の代表ともいえる
急性ウイルス咽頭炎です。
主にエントロウイルス属コクサッキーウイルスという
ウイルスが原因で起こる感染症・伝染病で、
夏の6月~7月がピークになります。

感染者は、4歳以下の幼少児が大半(特に1歳代が最も多い)
といわれていますが大人の方もかかります。
大人が感染すると、症状は重くなってしまうといわれています。

◎症状は?












2~4日の潜伏期の後、突然の高熱で発症します。
口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)の上周辺に
多数の小水疱(水ぶくれ)が見られ、
水疱が破れて潰瘍を作ることもあります。
幼小児では痛みのために水分摂取が不足し、
高熱とも相まって脱水症状を起こすことがよくあるそうです。

発熱に伴って熱性痙攣を合併することもありますが
一般的には数日で回復します。
稀に無菌性髄膜炎心筋炎を合併することがあるそうです。
症状が出たら早めにかかりつけの小児科へ行きましょう。
 
また、大人の方が感染・発症した場合は
39度を超える高熱などやや重い症状が続く事もあるそうです。
症状がピークの状態の時には、強い倦怠感や関節の痛みなども伴うので
大人の方が発症した場合は、高熱が発症している数日間は
仕事なども控えたほうが良いでしょう。

◎予防方法は?

ワクチンなどはありません。

・石けんと流水による手洗いとうがい
・感染した人との密接な接触は避ける。
・症状が消失しても,感染した人の便の中に
 1~4週間はウイルスが排泄されますので
 排泄後の手洗いをしっかり行う。
お子様だけでなく、お父様・お母様も
かかる危険性のあるヘルパンギーナ。
しっかり予防して、夏を乗り越えましょう!

☆DH櫻木☆

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